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男性で9年、女性は12年の不健康期間
厚生労働省が2021年に発表した資料によると、男性は約9年間、女性は約12年間。全体では10.4年が平均寿命と健康寿命の差となり、この期間は「日常生活に制限がある」としています。
知ってるはずの事実に向き合うことから
このブログでは、主に健康に過ごすための情報を発信していますが、実は身体の状態を決定するのは極めてシンプル。「何を食べて何をしたか」です。生きている限り、否応なしに不健康な期間はやってきます。その始まりを遅らせ、不健康の度合いを軽くするために、まずはこの当たり前の事実に向き合おうではありませんか。〇〇を食べれば健康、といった手軽な嘘情報に惑わされずにバランスの良い食事を心がけ、◆◆さえしておけば大丈夫という嘘情報にも騙されず、自分に合った適度な負荷の運動習慣をつけることから始めましょう。でも、実は日本人はこれが苦手なんですね…。
日本人は予防医学が苦手
欧米に比べて日本人は予防に関する意識が低いと言われていますが、その大きな要因のひとつに医療保険が充実しているからという皮肉な理由があります。例えば一般の40~50代の方がアメリカで健康保険に加入すると最低でも月額数万円の保険料がかかり、しかもこうした低額の保険は、医療費が数十万円に達しないと保障がないというプランだったりします。同時に、救急車に乗ったら10万円は下らないなどという高額な医療費も有名ですよね。こうした社会環境では予防に対する意識が高くなるのは納得できます。因みにアメリカの平均寿命と健康寿命の差は約8年で、日本に比べて20%以上短いのです。もちろん予防意識だけが要因ではありませんが、大きな理由のひとつであることは間違いありません。是非、予防に意識を向けてください。
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