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むくみはリンパの流れと関係ない!?
前回に続いてリンパのお話しです。
リンパのイメージには「むくみ」もありますよね。リンパの流れが悪いとむくむ、などと語られることが多いようです。リンパの流れ・・・。ここでちょっと考えてみてください。リンパ管には心臓のようなポンプはついていません。ではリンパ液はどのように流れているのでしょうか?
正解は筋肉の動きによって押し流されている、です。ホースにたまった水を手で握って押し流すように、リンパ管の周りの筋肉の収縮、弛緩の動きによって少しずつ流れています。つまり、動かないと流れない(流れにくい)のがリンパ液なのです。
因みに血管も筋肉の動きの助けを借りて血液を流しています。特に脚の静脈がそれで、心臓の力だけでは重力に逆らって血液を上半身に上げることが難しいのです。脚を動かさずにいると静脈血が心臓に戻れず滞り、毛細血管の圧力を高め、先端からの液漏れが増え、その液も滞ってしまって・・・という悪循環が脚のむくみの主な原因になっています。
リンパの仕事とむくみの仕組み
①リンパの仕事は漏れて迷子になった血液を血管に戻すことですが、戻す前には消毒が必要なので免疫細胞をたくさん抱えている。
②むくみの原因はリンパよりもむしろ静脈血の滞留が最初。解消方法は動くこと。動くことで静脈血もリンパ液も流れる。
これがリンパの正体です。
静脈血を流すには
というわけで静脈血を流すことが大事なわけですが、コロバニィシリーズには、Tシャツやリストバンドを使うと血流が約15%も向上するというエビデンスがあります。これらを着用して、できるだけ動く、というのがベストですね!
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