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そもそも、足がつるってどういうこと?
「足がつる」とは、ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こし、強い痛みを伴う状態のことを指します。「こむら返り」ということもありますね。大阪方面では「こぶら返り」というらしいです。ふくらはぎのことを大阪の古語では「こぶら」と呼んでいた名残なのだとか。
それはそれとして、筋肉のけいれんはふくらはぎだけでなく、足の裏や指、太もも、臀部などでも起きます。僕は前屈のときに腹筋がよくつりますが、総じて「有痛性けいれん」と呼びます。これらが生じるメカニズムは完全には解明されていないのですが、筋肉にあるセンサーの誤作動がひとつの要因と考えられています。筋肉のうち「骨格筋」という手足などを動かす筋肉には、必ず筋紡錘、腱紡錘という、伸びすぎや縮み過ぎをチェックするセンサーがついています。なんらかの理由でこれらのセンサーが誤作動することで過剰に収縮して、つった!つった!と叫ぶほどの痛みを発するのです。
水分不足や運動不足が原因?
センサーが誤作動する要因として、体内の水分不足、運動不足による筋肉量の減少、マグネシウムなどのミネラル不足などが挙げられます。そのほか、疾病によっても足がつることがあるので、頻発するようであればお医者さんに診てもらうのが良いと思います。
原因が分かれば対策も取れるというわけですが、水分不足と言っても寝る前に水分補給したら夜中にトイレに起きるかも、とか心配ですよね。また、水分の取りすぎでミネラルバランスが崩れたり、排尿によって不足する可能性もありますし、いざ実践しようとするとなかなか悩ましい問題です。
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