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温かくなるけど暑くならない秘密

こんにちは!スパオールのリカバリーウエアなど、血流促進系の商品は温かくなりますが、暑くなりすぎることはありません。ちょっと不思議なかんじがしますが、その秘密は豊富な遠赤外線にあります。今回はそのメカニズムを簡単にご紹介します。


温かいけど暑くない

赤外線に関する豆知識

本題に入る前にちょっと豆知識。赤外線は(ちょっと怪しい感じがする)波動であり、(ちょっと危険な感じがする)電磁波でもあります。そもそも「波動」とはエネルギーを伝える「波」を指すので、海の波も音楽も光も全部「波動」です。なので「波動があるから効く」といった表現をしている製品を見たら「ハテナ?」と考えるのは正しいといえます。多くのエネルギーは波動によって伝わっていますので「波動だから効く」というのはおかしいのですね。せめて「〇〇の波動が〇〇に作用して効く」という程度の説明はあってしかるべきだと思います。


また「電磁波」とは「連続した波」のことなので、前述の音楽(音波)や光も電磁波のひとつです。体に害があるのは「強い」電磁波で、強い音波は鼓膜を破壊しますし、強い光は火傷の危険があります。X線やガンマ線などのいわゆる「放射線」も電磁波の一種で、強いと人体のDNAを断ち切るなどの危険がありますが、音や光と同様に、十分に弱ければ問題ありませんし、むしろ完全にカットしてしまうと自然な状態から乖離して、かえって悪い影響を及ぼす場合もあります。


因みに赤外線と遠赤外線は一般に「波の長さ」である波長によって分けられます。遠赤外線は「赤外線のなかで、やや波長が長いもの」と理解していただければ十分です。


赤外線が温かい理由は3つ

さて、ここから本題。赤外線が熱を発するメカニズムは3つあります。ひとつは赤外線によってエネルギーを与えられた分子が活発に動いて衝突しあうこと。もうひとつは分子が振動して、周りに共振していくこと。最後は「血中の水分子が細かくなる」ことです。

はじめのふたつは、ストーブや炭火など、大きなエネルギーをもって放射される「強い赤外線」によって生じる現象です。スパオールのウエアなどから放射される赤外線のエネルギーは体温から得られる、とても小さなものなので、こうした現象は起こりません。

これが「暑くならない」理由のひとつめです。


3つめの「水分子が細かくなる」というのは「水分子のダマがほぐれる」とイメージしていただければ結構です。通常、水分子は血管内でいくつもが合体した「ダマ」の状態で存在しています。この「ダマ」に赤外線を照射すると、ダマがほぐれて細かくなります。



赤外線の仕組み

細かくなることで流れやすくなります。これがスパオールにおける血流促進のメカニズムです。そして、血流が良くなるので体温が上昇します。これが温かくなる理由です。そして、こうした理由で温かくなるため「暑くなる」というところまでは到達しません。


■スパオールで血行促進→適度に温かい

いかがでしょう?お分かりいただけたでしょうか。赤外線自体はストーブなどと同じものなのですが「強さ(エネルギー量)」が違うので働きも違う。なので、温かくはなるけれど暑くはならない、ということです。一見、不思議なかんじがする機能ですが、このようにメカニズムが判明していますので、安心してご利用いただければと思います。

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