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「超長繊維の天然素材」という選択

天然素材である「綿」は、肌触り、吸湿性、通気性など優れた点がたくさんあります。例えばポリエステルなどの化学繊維には本来、吸湿性や通気性はありません。現在では加工技術の進歩によってこれらの機能が付加されていますが、元々の繊維は釣り糸と同じで吸湿性ゼロなのです。その一方で滑らかな肌触りは天然素材に勝るものがあります。その秘密が「繊維の長さ」にあるのです。化学繊維はほとんど際限なく長くできます。ながーい繊維をより合わせて糸にして、それを織って生地にするわけですが、1本の繊維が長いので継ぎ目が少なくて済みます。そして「継ぎ目」は「ケバ」になります。つまり化学繊維は継ぎ目が少ないのでケバが少なく、肌触りが滑らかという特長を得ることができるのです。

逆に繊維が短い素材は麻などです。肌触りが悪いとは言えませんが、少なくとも滑らかではありませんよね。

そうした中、我々が探したのは繊維自体が吸湿性や通気性を持ち、それでいて繊維が長く肌触りのよい素材・・・ということで「綿」、しかも超長繊維の綿でした。

以前は高級衣料などでよく使われていた素材なのですが、現在では価格が高いことで敬遠され、今治タオルや高級寝具など、用途が限られているといいます。しかし、睡眠の深さにこだわる以上はクオリティ優先です。ということで、NELSPAアンダーウエアには最高級コットンであるスーピマ綿を採用しています。

※「スーピマ綿」はスーピマ協会の登録商標です

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